分銅の正確さを維持する保管方法
湿気やほこり、腐食性ガスなどが、分銅の質量を変化させる原因となります。
分銅をこれからご紹介する方法で保管すれば、長期間質量の変化を最小限に抑えることができます。
分銅の質量変化から守る分銅の保管方法のポイントは、
1) 分銅は湿気やほこりの少ないところに保管する!
2) 専用ケースに保管して持ち運ぶ!
などです。
分銅の保管方法
それでは、分銅の保管方法についてのポイントをご紹介します。
分銅は、湿気やほこり、腐食性ガスの少ないところで保管して下さい。
特に、耐腐食性の劣る、アルミ、洋銀、黄銅製等の分銅は、腐食による質量変化が予想される為、長期的な高湿環境での保管は避けましょう。
分銅を保管する場合、必ず湿度60%以下で温度変化が少ない場所に防湿保管庫を設置し、傷防止のため、分銅の下に、乾いた布やセーム革等を敷いて、むき出しで、間隔を取って保管して下さい。
また、精度の高い分銅は、乾燥剤を入れたデシケータ内に収納し、保管することをお奨めします。
専用の防湿保管庫が無い場合は、分銅の専用ケースに入れ、湿度60%以下で温度変化が少ない場所で、専用ケースは少し開けて空気が対流
するようにして保管しましょう。 分銅を保管場所から移動させる時は、汚れの付着、分銅どうしがぶつかって傷が付かないように、専用ケースに保管した状態で持ち運んでください。
分銅ケースには、単品ケース、組分銅ケースなど各種ケースが用意されております。
ケースには、材質により、アルミ製・プラスチック製などがあります。
解説用冊子
【 冊子タイトル 】
分銅の正確さを維持する保管方法
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両面印刷し、左綴じにすると冊子になります。
用紙サイズは、B5 または A5 がお勧めです。