粉塵やほこりなどが多い環境や水気が多く、水がかかる環境で使うはかりは、防塵防水仕様のはかりを使用します。
それでは、防塵防水仕様についてご紹介します。
防塵防水の性能については、IP保護等級により規格化されています。
IP保護等級は、国際電気基準会議(IEC)、及び日本工業規格(JIS)の、2つの規格で規定されていいます。
IP保護等級のIPは、 International Protection の略で、「IP」に続く2桁の数字で、どのレベルまで防塵と防水について保護できるかを示しています。
防塵の規格ついて
防塵の規格は、1~6までの等級で示されており、1~4は「固形物の侵入」、5~6は「粉塵の侵入」について規定しています。
防水の規格ついて
防水の規格は、1~8までの等級で示されており、1~2は「水滴」、3~4は「水の噴霧や飛沫」、
5~6は「水をホースなどでかける噴流」、7~8は「水中にいれた場合」などを規定しています。
防水を意味する言葉として、「防滴」「防雨」「防水」があります。
これらの規格の厳密な定義は決まっていませんが、概ね、防滴が、防水等級1~2、防雨が、防水等級3~4、防水が、防水等級5~8の様に分類されます。
防水を意味する言葉として、「防滴」「防雨」「防水」があります。
これらの規格の厳密な定義は決まっていませんが、概ね、防滴が、防水等級1~2、防雨が、防水等級3~4、防水が、防水等級5~8の様に分類されます。
解説用冊子
【 冊子タイトル 】
電子はかりの防塵・防水性能について
表紙画像をクリックすると原稿(pdf)が表示されます。
両面印刷し、左綴じにすると冊子になります。
用紙サイズは、B5 または A5 がお勧めです。